歴史の証明 真夏の宿題
甲子園13日目 第1試合 準々決勝 大阪桐蔭6-4東北
どこかでこの試合を見ていたであろう明徳義塾の馬淵元監督は何を思ったであろうか。
大阪桐蔭平田良介選手1試合3本塁打。(66回大会享栄戦のPL清原以来2人目)
今大会、初戦の春日部共栄戦が5打数2安打 三塁打1で2三振 打点2
2回戦の藤代戦は5打数2安打 1本塁打1三振 打点3
3回戦の清峰戦は3打数1安打四球1打点なし。
打ちまくっていた訳ではないし、走者なしだから最初の2打席勝負したのは納得できる
5回の1死、1、2塁も2点リードで1塁が空いていないので勝負もありだろう
しかし7回は1死3塁。一塁は空いているし、歩かせて1、3塁ならゲッツー狙いも出来る。(逆転の走者を塁に出すことにはなるが)
東北、五十嵐監督の指示は「歩かせてもいい」プロ野球中継で解説者がよく言う。「中途半端な指示はいけません」勝負処で一番まずい指示をしてしまった。勝負に徹するなら「歩かせろ」、選手の気持ちを思うなら「勝負していい」 中途半端な指示は中途半端な投球になり打球はセンターオーバーの逆転ツーラン!
3発被弾の投球は全部外を狙ったボールがインコースに入ったコントロールミスの失投。勝負にこだわった割には甘いボールだった。
高校野球にどこまで「勝負」を求めるのか。負けて泣くのは勝ちたかったからではないのか。
勝つためには何をどこまでやっていいのか。
激戦が残した重い夏休みの宿題
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