今日の日本経済新聞夕刊に本橋”マリリン”麻里さんのインタビュー掲載
トリノ五輪の成績について
「まだまだやれた。(延長で惜敗した金メダルの)スウェーデンとの試合は最後の1投まで勝てると思っていたけど、相手のナイスショットが出た。予選突破がかかった大事な試合だったのに、詰めが甘く経験の差で負けた」
「取りえは元気と笑うことだけ。スウェーデンやノルウェーのスキップ(主将)ら、ベテランは独特の雰囲気や試合の進め方を持っている。私も早く自分のムードが欲しい」
試合前の”顔芸”については
「『五輪なのに何をしているんだ』と怒る人もいるかもしれないけど、カーリングは緊迫した状況だけじゃなくて、楽しいものだというのを伝えたかった。『今こんな感じだよ』という気分を顔で表した」
「マリリン」という愛称の由来は?
「小学6年ので初めてチームをつくった時、最年長の私がスキップで、コーチが私の名前にちなんでチーム名 を「マリリンズ」と付け、それから年上の人には『マリリン』と呼ばれている。今回テレビでこんなに有名になったと知らなくて、帰ってきてびっくりした」
カーリングをやめようと思ったことは?
「高校2年のとき、初めての代表合宿で半年間高校に通えず、修学旅行にも行けなかった時には切羽詰まってやめたかった。でも、スポーツを極めるには何かを捨てないといけない。カーリングからは不思議と離れられない。高校卒業の時も北海道の大学に進もうと思っていたのに、急に青森に行く話が来た。今はもう、カーリングで生きていこうと決めた」
チームの先輩、小野寺と林は休養するが
「五輪を目標にしてやってきたし、2人が決めたことだけど・・・・・・。寂しいし、複雑な気持ち。でも2人に甘えてばかりはいられない。今回みたいないいチームを日本にもっと増やしていきたい」
今後の目標は「バンクーバー五輪に出て、今回悔しかった部分を消すようないいショットを決める。五輪の魅力を知ったからには、出るためには何でもする。きっと立てなくなるまで、何度でも出続けます」
その容姿や、五輪の選手紹介で見せたパフォーマンスに隠されていた闘志が見えてきます。バンクーバーにも意欲を見せていて、安心?しました。バンクーバーへのリスタートを楽しみにしましょう。
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