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2008/07/26

西東京大会決勝戦

日大鶴ヶ丘13-5早稲田実業
早稲田実業000 110 111=5
日大鶴ヶ丘 001 500 07x=13
早 小野田、鈴木、阿久根、中野、日暮、小野田-草野
日 山地-鈴木
日大鶴ヶ丘が早実倒しV /西東京大会

 日大鶴ケ丘が早実を13-5で下し、18年ぶり2度目の優勝を決めた。1-1の4回、日大鶴ケ丘は無死二、三塁から立原誓也内野手(2年)の左越え二塁 打で2点を勝ち越すと、敵失などにも恵まれ、3安打で計5点を入れた。8回には打者13人攻撃で一挙7点を奪い、勝負を決めた。早実は一時、4-6と2点 差まで詰め寄ったが、リリーフ陣が乱れ、万事休した。

マスコミ的には早実に勝って欲しかったんだろうが世の中そんなに甘くない。
3回裏日大鶴ヶ丘1死満塁で4番小野がセンターへの大飛球を早実センターが好捕。三塁走者はタッチアップから生還。二塁走者がヒットと勘違いしてボールは二塁に転送されて”ダブルプレー”その後改めて早実が三塁にボールを転送してアピールすると三塁塁審が右手を上げてアウトのコール。三塁走者は普通にタッチアップしていたのでこれに日大鶴ヶ丘が抗議。審判協議の結果1点が認められたのだが、あの三塁塁審のアウトのコールは一体何だったのだろう?
1-1の同点の4回裏日大鶴ヶ丘は二本の適時打に敵失を絡め6-1とリードするが中盤以降早実の反撃にジリジリ点差を詰められる。1イニング1点ずつ返してきた早実は8回、押し出しで2点差としてなおも1死満塁。ここで代打橋本のセンターへ抜けようかというライナーを山地投手がキャッチ、三塁へ転送して併殺。勝利の女神が日大鶴ヶ丘に微笑んだ瞬間だった。その裏、早実二番手鈴木投手が力尽き、三番手以下の投手も抑えきれず7点のビッグイニングで試合は決まった。

早実は日大鶴ヶ丘に3番内ノ倉を徹底マーク。2打席目から4連続で歩かせたが4回と8回のビッグイニングのキッカケにもなった。
早実の先発1年生小野田、初回その内ノ倉の打球が右腕に当たったのがその後の投球に影響したか。球速も130キロ台で凄みは感じられず。バッティングフォームが里崎に似ていた。

日大鶴ヶ丘、打力と機動力には見どころがあるが、軟投派のエース山地にはスタミナに不安があるだけに甲子園では苦しいかも。甲子園初戦は2日目第1試合で鹿児島実と対戦
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