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2008/07/27

名勝負見せてもろた 北神奈川大会決勝戦

北神奈川大会決勝
慶應義塾9-6東海大相模 延長13回
慶應義塾
000 010 302 000 3=9
000 101 400 000 0=6
東海大相模
慶 田村、只野-鈴木亮
東 大城、熊谷、大田-高田
46年ぶり出場を狙う慶應と決勝戦2年連続敗戦、これも31年ぶり出場を目指す東海大相模の一戦は試合時間4時間を超える激戦となり、延長13回の末慶應が9-6で東海大相模を破り北神奈川代表に決まった。

強打者大田を擁する東海大相模と選抜出場の伝統校慶應が久々の夏の甲子園を懸けての戦いということで試合開始の2時間以上前に着いた横浜スタジアムには既に入場を待つ長い列が出来ていた。三塁側上段の席で2時間待って正午にプレーボール。
序盤無得点の試合は中盤から動き出す。4回裏東海大相模が主砲大田のソロ本塁打で先制すれば、慶應も5回表1死三塁から遊ゴロで三塁走者が本塁突入、捕手のエラーを呼んで同点に追いつく。6回裏東海大相模が4番角の適時打で勝ち越せば、慶應は7回表、球数が増えてきた東海大相模先発大城から内藤、福富の連打で3点を挙げて逆転すれば、その裏東海大相模は慶應二番手只野を攻め2死1塁から4連打で4点返して逆転。6-4として試合は9回へ。ここで慶應は代打普久原(背番号19 104キロ)、内藤が連打。バントで走者を進めると、三番山崎の内野安打で1点差とすると、ここまで4連続三振の四番鈴木裕がセンターへ犠牲フライ。土壇場で6-6の同点に追いつく。9回裏、サヨナラのチャンスに大田に打順がまわるも慶應は大田を敬遠。続く角を打ち取り試合は延長へ。
東海大相模の大城投手は7回あたりから足に痙攣がきたらしく、苦しい投球となるが、ここぞという場面で切れのある投球を見せる。11回1死1、3塁のピンチもスクイズを外し慶應にリードを許さない。一方慶應只野も毎回走者を背負いながらも東海大相模の反撃を凌ぎ試合は13回へ進む。慶應は東海大相模二番手熊谷を攻め二死2塁としたところで三番手に大田がマウンドに上がる。140キロ以上の球速があると思われた大田だったが、高めの直球を慶應二番福富が叩くと前進守備のセンター頭上を破る勝ち越し三塁打。この1点ならまだまだ試合はわからなかったが、続く三番山崎が大田の内角低めの直球をライトスタンドに2点本塁打、3点差をつける。その裏東海大相模も二死1塁から大田の安打で1、3塁と食い下がったが後続を断った慶應が46年ぶりの出場を勝ち取った。

死闘13回、試合時間4時間20分。大田の豪快な本塁打、大城の力投。慶應投手陣の粘り。素晴らしい戦いでした。
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