第79回都市対抗野球大会 第3日
第1試合 東広島市・伯和ビクトリーズ0-3千葉市・JFE東日本
JFE東日本は4回、田浦が14球粘ってのタイムリーヒットで先制。5回にも落合のツーランで追加点。守っては福井投手が被安打3、9奪三振で完封。
第2試合 太田市・富士重工6-1佐久市・TDK千曲川
富士重工阿部次男投手35歳とTDK千曲川阿部正大投手26歳の投げ合いは多彩な変化球を駆使して6回2/3で16三振を奪った阿部次男に軍配。このまま第49回(30年前!)松沼博久投手の大会記録17が目前だったが、記録を知らなかった富士重工村田監督の「KY采配」で平井投手と交代。平井投手も2回1/3で5三振を奪い1試合(9回)の三振奪取記録を更新した。
35歳ベテラン左腕!阿部16奪三振
【都市対抗・富士重工6―1TDK千曲川】富士重工の先発・阿部はフォークボールを決め球に、大会奪三振記録にあと1と迫る16三振を奪った。 コーチを兼任する35歳のベテラン左腕。背中を痛めていたそうだが、逆に投球フォームを意識することができて制球力は増したという。「三振の数は分からなかった。球威もなく、狙って取れるものではないので」と涼しい顔だった。
一方、TDK千曲川は1試合のチーム最多三振記録の17を更新する21三振を喫した。佐藤監督は「対策の立てようがなかった。まあ、こんなもんでしょ。これが実力」と自嘲気味に話した。
第3試合 北九州市・JR九州3-1川崎市・三菱ふそう川崎
JR九州は3回田村の適時打で先制すると、4回にも宇多村、中野のソロ本塁打で追加点を挙げ、米藤投手が強打三菱ふそう川崎打線を散発5安打1点に抑えた。
三菱ふそうは3回、1死2、3塁で二番佐々木、三番石塚が倒れて同点機を逸し、6回、渡部の適時打による1点に終わった。
最後の都市対抗・・・西郷「精いっぱいやった」
【都市対抗・三菱ふそう川崎1―3JR九州】最後の都市対抗大会は1回戦で敗退――。 今季限りでの休部が決まっている三菱ふそう川崎は、強力打線がわずか5安打に抑え込まれた。長年、社会人野球の顔として活躍してきた4番の西郷は無安打 に終わり「精いっぱいやった。悔しいが、しょうがない。このグラウンドでプレーするのが目標だった。幸せだった。(11月の)日本選手権では、笑って終わ りたい」と神妙な面持ちだった。3度の優勝を誇る強豪の最後は何かあっけない結末に。垣野監督は「力負け。最後という気持ちで戦うなと言ったが…。応援してくれる人に恩返しがしたかった」と寂しそうだった。
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