ベイスターズ劇場堪能 神宮ダブルヘッダー
現場観戦禁断症状がでてきたので外苑前に出撃。お目当てはスワローズ対ベイスターズ戦だったがその前に第二球場で高校野球春季都大会を観戦。八王子が修徳を破り、二松学舎大付が国士舘相手にホームラン攻勢をかけるのをみてから神宮球場へ。
スワローズ6-6ベイスターズ(18,916人)神宮 9回時間切れ引き分け
日刊式スコア
S村中、バーネット、林昌勇-相川
Y眞下、ハミルトン、佐藤、大沼、江尻、加賀、山口-武山、新沼、細山田
ベイスターズが1回表一死1、3塁を村田がゲッツーでつぶすと、2回裏スワローズは眞下の制球難に村田の失策で無死満塁の好機。宮本の中飛は森本のバックホームで余裕でアウトのタイミングだったがホワイトセルの体当たりに武山が吹っ飛ばされて落球。続く川端の右犠飛でスワローズはノーヒットで2点先取。
4回バレンティンのレフト上段へのソロ、5回も続投の眞下から田中のタイムリー内野安打で4-0とここまではスワローズ楽勝ムード。
ベイスターズは6回表二死から村田のツーランで2点差としたが、スワローズは7回裏二死満塁で相川が大沼からライトに2点二塁打を放ち突き放す。
これで勝負あったかに見えたが8回表、先発村中を引っ張ったのが大失敗。無死1、2塁から渡辺、スレッジの連続適時打で2点差。村田併殺打の間に渡辺が還ってとうとう1点差。
9回今季初登板の林昌勇に対し、二死1、3塁から石川がセンターへ適時打を放ちとうとう同点。この時点ですでに試合時間が3時間20分近くなっていたが、同点の9回裏マウンドに立ったのは加賀。加賀が先頭の青木にヒットを打たれ田中の犠打で二進したところで山口を投入。山口は後続を断ち6-6引き分けで試合終了。
ベンチに引き上げるベイスターズナインのなかで村田が笑顔だったが、ホームラン打ったとはいえ先制点に絡む失策にゲッツーふたつで笑っていいのか?
投手交代が難しい試合だった。尾花監督は眞下を引っ張り過ぎて傷口を拡げたし9回の加賀登板も残り時間を考えれば疑問符が付く。小川監督も8回の村中続投は素人目にも?だった。
しかし今季のベイスターズは噂通りに面白い野球を見せてくれた。この勢いはどこまで続くか。とりあえず注目は最初のジャイアンツ戦だろうか。
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