現場出場 第93回全国高等学校野球選手権 第7日
今日で全代表校登場
第1試合 東京都市大塩尻3-6明豊 日刊式スコア
明豊6回に3本の三塁打などで6点のビッグイニング
第2試合 智弁学園2-1鶴岡東 日刊式スコア
智弁青山と鶴岡東佐藤亮の投手戦は智弁が逃げ切る
第3試合 横浜6-5高崎健康福祉大高崎(延長10回) 日刊式スコア
5点リードを追いつかれた横浜。延長10回表のピンチを好返球で切りぬけるとその裏に高橋がサヨナラヒット
第4試合 金沢4-2聖光学院 日刊式スコア
金沢・釜田と聖光学院歳内の投げ合いは金沢が6回相手のエラーに乗じて櫻吉、中村の適時打で逆転。8回にも2点を追加。釜田は8回に1点差とされ9回二死満塁のピンチも後続を断つ。歳内は14奪三振の力投もピンチに踏ん張りきれず涙で甲子園を去った。
で、夏休みを利用して甲子園行ってきました。
8月12日にJALに乗って伊丹に行くというのは気にする人は気になるのでしょうが、26年の月日のせいかB767-300は満席のようでした。
伊丹からは直通のリムジンバスで甲子園へ。迷わず三塁側特別指定席を購入。この日の第4試合金沢高校釜田投手と聖光学院歳内投手を側面から見るため。最前列は空いていませんでしたがカメラマン席後ろの二列目に席を確保。
第1試合は甲子園常連になりつつある明豊が初出場東京都市大塩尻相手に1イニング3三塁打などで6点取って勝利。東京都市大塩尻も1点返した後9回に好走塁で2点返して盛り上げました。高校野球や都市対抗野球で応援団見ていると、負けても1点取って盛り上がる場面を作ってあげるのが選手の「恩返し」になると思います。
第2試合は締まった投手戦。これも常連智弁学園相手に健闘も惜敗の鶴岡東。こういう学校を見ているとひとつ負けたら帰るだけというのはもったいないな。初戦負けの学校同士で「プレート・トーナメント」みたいなのやればいいのに、と思ってしまいます。
第3試合も常連横浜対高崎健康福祉大高崎。初戦で今治西に逆転勝ちしてその機動力と「ビートゥギャザー」「ウォウウォウ」な校歌を印象づけた健大高崎が5点リードされた6回に5安打集中して追いつき試合は延長戦に突入。10回表健大高崎は二死2塁で宇野がレフトへヒットを放つが横浜伊達左翼手の好返球で二塁走者タッチアウト。その裏横浜は二死1、2塁で高橋がレフトへヒット。こちらはバックホーム間に合わずサヨナラゲーム。いい試合でした。
さて本日のメインイベント第4試合金沢対聖光学院。
ストレートが速い釜田投手と力のある投球に鋭く落ちるSFFを持つ歳内投手はちょっと違うタイプ。試合は0-0の4回裏聖光学院が一死から遊撃手の2失策に振り逃げで満塁のチャンスに福田の適時打で1点先取。続く5回にも二死2塁から中村のヒットで二塁走者本塁突入もタッチアウトで追加点ならず。ここで試合の流れが変わったようです。
6回表金沢は先頭の田代がショートのエラーで出塁。ここで一塁牽制球の返球の悪送球。飛び出した二塁走者を刺しにいった捕手の送球がセンターに抜け(記録は盗塁)るというミスが続いてランナーは三塁へ。一死から櫻吉がライトにはじき返して同点。さらに犠打の後中村の中前打で逆転。8回にも先頭田代出塁から犠打の後櫻吉がタイムリー、中村のヒットを聖光学院ライトが弾く間にさらに1点追加して4点目。8回裏聖光学院は遠藤の適時打で2点差 。そして9回裏二死満塁と長打で逆転のチャンスも中村が初球の絶好球見逃しの後ニゴロに倒れて試合終了。二人の好投手の激突は金沢釜田に凱歌が上がりました。
歳内投手は6連続など毎回の14奪三振も4失点。バックに足を引っぱられた感もあるがピンチでまともに行きすぎたかな。聖光学院は東北初優勝の期待の他に震災とか東京電力福島第1原発の問題とか余計な重荷を背負わせてしまった気がして凄く残念。もっと気楽にプレーさせてあげたかったです。
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