朝、新聞を開いてビックリする事なんて、そうはないのですが・・・
無敗の皐月賞馬 アグネスタキオン急死!
2008年度のリーディングサイアーに輝いたアグネスタキオン(父サンデーサイレンス)が22日午後5時30分、けい養先の北海道・安平町の社台ス
タリオンステーションで死亡したことがスポーツ報知の取材で分かった。11歳だった。死因は不明で、今後の病理解剖で明らかになる。同馬は、母が桜花賞馬アグネスフローラ。兄に00年のダービー馬アグネスフライトを持つ良血で、デビューから4連勝で皐月賞に優勝。3冠馬誕生の期待がかかったが、左前浅屈けん炎を発症してダービー出走を断念。そのまま、競走生活にピリオドが打たれた。引退後は社台スタリオンSで種牡馬となり、05年に初年度産駒がデビュー。ロジックがG1・NHKマイルCに優勝するなど、ファーストクロップか
ら活躍馬を送り出し、今は亡きサンデーサイレンスの後継馬のエースとして期待された。08年には内国産種牡馬としては57年のクモハタ以来51年ぶりの快
挙となるJRA総合リーディングサイアーの快挙を達成した。代表産駒には、昨年の有馬記念などG14勝のダイワスカーレットや、28日の宝塚記念の最有力候補ディープスカイがいる。今年も200頭前後に種付けを済ませた矢先の急死だった。
◆アグネスタキオン 父サンデーサイレンス、母アグネスフローラ(父ロイヤルスキー)。牡11歳の栗毛。戦
績・4戦4勝。01年の皐月賞では、兄アグネスフライト(00年ダービー馬)とともに、兄弟クラシック制覇を達成。ほかに重賞勝ちは01年報知杯弥生賞・
G2、00年ラジオたんぱ杯3歳S・G3。また、祖母アグネスレディー(79年オークス)、母アグネスフローラ(90年桜花賞)に続く母子3代G1制覇も
果たしている。同期にはジャングルポケット(ダービー、ジャパンC)、マンハッタンカフェ(菊花賞、天皇賞・春、有馬記念)、クロフネ(NHKマイルC、
JCダート)がいる。
POGの持ち馬だったのでデビューを楽しみにしていました。2000年12月2日の新馬戦を3角捲りで圧勝したのを中山で見て「これは兄以上になるかもしれない」と思ってたんぱ杯は阪神まで見に行きました。断然人気クロフネと札幌王者ジャングルポケットとのレースでしたが、レース前何となく「絶対勝てる」という確信が湧いてきて、単勝を1万円買いました。レースは4角で前を行くクロフネを捉えて直線半ばで先頭に立ち4馬身ちぎってレコード勝ち。その後、不良馬場でぶっちぎった弥生賞、クラシックを取った皐月賞も生で見ましたが、たんぱ杯の感動を忘れることはないでしょう。
種牡馬としてダイワスカーレット、ディープスカイなどを出し、今後も期待していただけに本当に残念です。
最近のコメント